本堂入り口に文化八年(1811)造立の「遍照金剛塔」がある。
本堂内陣の須弥壇中央には本尊の大日如来像が、おだやかな面相と
均整のとれたお姿で安置され、右脇に弘法大師坐像・左脇に興教大
師坐像(いずれも江戸時代後期作)が並んでいる。その両脇には、
松川千日堂の本尊であった阿弥陀如来像(江戸時代後期作)が廃庵
になったため当寺に安置され、同様に地蔵菩薩立像(江戸時代後期
作)も寺町地蔵堂に安置されてあったものを当寺に移した。
−周南公民館報「ひろば」より抜粋−
本 堂