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この1年間の行革の歩み
[2004年度版]

2004年10月
(社)行革国民会議

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はしがき

 「この1年間の行革の歩み(2004年度版)」をお届けする。内容は2003年7月から2004年6月までの1年間の行革関連の出来事を報じた新聞記事を、主要な項目毎に年表として整理したものである。これで17冊目となる。

行革国民会議事務局では、1981年以来、行革関連事項を毎日の新聞(朝日、毎日、日経、産経、東京、読売の東京最終版)からクリッピングしてきたが、87年11月からこれをデータベース化している。この1年間でそれは約1万件(累積では18万件)になった。この年表はそのデータベースから主な事項ごとに検索し年表形式で打出したものであり、手軽な新聞記事索引としてご活用いただければ幸いである。また、この作業のもととなったデータベースは、最近のものについては行革国民会議のホームページに載せてあるが、それ以前のものについても年別あるいは一括して提供できるので、ご関心のある方は、お問い合わせ願いたい。ホームページのアドレスはhttp://www.mmjp.or.jp/gyoukakuである。また、その材料である新聞記事そのものもすべて事務局に保管してあるので、必要な方はご連絡いただきたい。

私たちがこうした作業を続けているのは、役所や政治家などに特別のコネのない一般国民が、日常普通に入手できるものでどこまで政治や行政の動きについての判断材料をあつめられるかに強い関心をもっているからである。この年表を仔細に点検していただければ、一つのことの決定にあたっての紆余曲折がかなりの程度推察できるであろうし、おそらくそれは7〜8割正解であろう。

勿論、私たちの作業にも遺漏があり、また検索コードの不適切さから十分なものにはなっていない。また肝心の新聞が、重大事件が突発すると細かいことに紙面を割けない場合もある。細かい問題は途中経過はわかっても最終結果が不明な事も多い。こうしたことについては、大方のご叱正をいただき、さらに改善していきたいと考えている。そのためにも、是非もご活用のうえ、ご意見をいただきたい。

年表の前につけた概説は、いわば読む目次である。限られた紙面ですべてを網羅するわけにはいかないので、ごく大まかな動きだけを取り上げた。この1年間を概観するのにお目通し頂ければ幸いであるし、細かくは是非、年表に当たっていただきたい。
   2004年9月
(社)行革国民会議
凡例:年表の右側にある数字は、新聞の日付、新聞名、朝刊・夕刊の区別、紙面番号である。たとえば、 1. 1 AM1とあれば、1月1日の朝日新聞朝刊1面の記事となる。略号はA:朝日、M:毎日、N:日経、T:東京、Y:読売であり、 Mは朝刊 Eは夕刊である。なお、記事はクリッピングの段階で重複を避けるようにしているから、すべての新聞の記事を網羅したものではない。予めお断りしておきたい。