大宮神社は四百年以上の歴史を持つ神社で、主祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)であり、明治四十二年久保村内にあった鹿島神社(武甕槌命)(たけみかづちのみこと)、日枝神社(大山咋命)(おおやまぐいのみこと)を合併して、現在は三柱の祭神をお祀りしています。大正十二年関東大震災により社殿が崩壊、十四年に再建されました。更に、昭和四十五年からは新日鐵の進出に伴い大規模な土地区画整理事業が始まり、住環境は一変し人口も一気に十倍に増えたため、久保の象徴である大宮神社の新たな造営の機運が高まり、昭和五十四年新旧住民の寄進によって、境内の拡張と社殿の造営が竣工し現在に至っています。 |