楊枝の伝来 |
わが国の楊枝は仏家より出たもので、古代印度から中国を経て仏教と共に伝えられる。平安時代には貴族や僧侶が用い、一般には江戸時代より庶民に普及し、江戸末期より武士の内職として受け継がれ、明治・大正と広く一般に作られるようになった。 |
商標 『雨城楊枝』 命名 |
森氏に傳わる楊枝作りは、武士の内職として久留里城下町にて作られ、上総小楊枝を昭和二十二年目賀田周之助閣下の命名により、雨城楊枝と改名す。森仙蔵、啓蔵、安蔵と伝承され現在に至る。 創業百年記念 君津市指定無形文化財第二十一号 森光慶識之 ―碑文より― |
君津市指定無形文化財(第二十一号) |
・昭和四十七年九月二十六日 文化財審議 ・昭和五十年八月四日 君津市指定無形文化財決定 |