Topページへ> → 妙浄寺 → <向拝彫刻> → 本堂仏像 → <須弥壇彫刻> → <欄間彫刻 

場所:千葉県君津市中島803―1
交通:JR君津駅(南口)下車。日東バス小糸・中島線
   中島下車→妙浄寺(中小学校方面へ徒歩5分)。
所要時間:君津駅南口より、約20分。

 妙浄寺は、関東大震災のときに倒壊。その後、昭和八年に再建
されました。文書の所在が不明で、由緒などの詳細についてはよ
くわからないとのことです。
 当寺にも、向拝に後藤系の「龍」の彫刻があります。これまで
に見てきた作品は全て向拝だけでしたが、本堂の須弥壇と欄間に
も彫刻があります。住職の話によると、『須弥壇と向拝の彫刻は
同一人物の作品です。欄間彫刻は昭和40年後半頃、毎日来られ
て作業していました。多分、向拝を作成された人の子息ではない
でしょうか。住まいは、安房の清澄と聞いています。もう亡くな
られているのでは』ということでした。これは、後藤系の彫刻作
品として大変貴重な資料です。

妙浄寺

日蓮宗

實乗山