きみつアーカイブス
君津市 2018 宿原 三島神社 「三島の棒術と鞨鼓舞」説明立て札
資料番号 10575 [原版]
分類項目11452 三島神社 (宿原 しゅくはら)
タイトル君津市 2018 宿原 三島神社 「三島の棒術と鞨鼓舞」説明立て札
説明
千葉県指定無形文化財
「三島の棒術と鞨鼓舞」
伝承地 君津市宿原(しゅくはら)・奥米(おくごめ)・豊英(とよふさ)・旅名(たびな)四地区の氏子たちによって演じられる。
棒術は、昔、源頼朝が安房の地から北上し、この地を通過した折、何人かの家来がこの地に土着し、武道に励みながら当神社奉納試合としておこなったのが始まりを伝えられる。
演者が六尺棒、刀、木刀、鎌、扇子等の武具を持って相対し、気合鋭く迫真的な激しいわざを展開する。現在、丸橋流(まるはしりゅう)・蓮見流(はすみりゅう)・田原流(たばらりゅう)などの流派があり、宿原・奥米・豊英の氏子に伝承されている。
鞨鼓舞は、羽毛を密生させた竜頭を頭につけた親獅子(おやじし)・中獅子(なかじし)・牝獅子(めじし)の三体が 腹部につけた小鼓(鞨鼓)を撥(ばち)で打ちながら踊る。これは、かって日照り続きの時、農民がこの社(やしろ)に集い雨乞いをおこなったところ、突然竜神が現れ、慈雨(じう)を降らせたという故事にならい、獅子を竜にたとえて舞にしたものである。棒術のあとに同じ場所で、旅名の氏子によって演じられる。
平成十七年三月三十一日
千葉県教育委員会
君津市教育委員会
年月日2018年 9月 27日
年代平成30年
出典原田誠一郎
サイズ6,849 KB
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