すゑ風土記は、最初『周西風土記』と名付けたのですが、周西だけでは地域が限定されるので、小糸川流域全体が奈良、平安の昔から周淮郡(すゑのこおり)と呼ばれていたことから『すゑ風土記』と命名しました。
奈良時代に編纂が伝えられた『出雲風土記』『常陸風土記』などの風土記には、その土地の山川樹木、伝承、人物、産物等、さまざまな事象が格調高く書き連ねられています。私達は小糸川流域に生きた人たちの越しかたをさまざまな事象に拡げ、倶楽部員の興味の趣くまま調べ歩き、私たちなりの『すゑ風土記』を模索する事にしました。