死者7人を含む300人近い被害者を出した日向市「日向サンパーク温泉」をはじめ全国に拡大した公衆浴場でのレジオネラ菌感染問題に対処する予防対策の動きが盛んになっている。兵庫県など8道県では条例を整備。指導に従わない施設名の公表、検査のための助成金を交付する市もある。自治体のレジオネラ菌対策を紹介する。
【条例】
・広島県は、公衆浴場法と旅館業法の施行条例の改正案を2月県議会で可決。4月1日に施行する改正条例では、浴槽水の完全換水を原則毎日として、循環ろ過器の構造基準などが詳細に設けられている。
・鹿児島県は3月県議会で公衆浴場法と旅館業法の施行条例案を可決(4月1日施行)。
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