観音堂と大黒天のお堂は近年の建築物です。観音堂は新上総国三十三観音霊場第十番です。観音堂の向拝には、平成の時代に製作された「龍」の彫刻があります。製作者名は不明ですが、この寺が存続する限り後世に残る作品になることでしょう。大黒天堂内には大黒天(厄除け)像が祭られています。このほか、境内には一面に二体彫られた石造物(一面二体六地蔵)や馬頭観音などがあります。
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御朱印
弘法大師関東八十八カ所霊場第五十三番
真言宗智山派
南仙山東光院
本尊:不動明王
厄除:大黒天
鐘楼堂
仁王石像
境内入口には左右二体の仁王石像があり、本堂前左側に観音堂、右側が鐘楼堂です。奥の左に大黒天を祭るお堂で、正面に本堂があります。
開祖年月などは不詳ですが、境内の古木や寺に関する伝承などから、五百年以前に創建されたと推察されています。
現存の本堂と鐘楼は大正年間に再建されたもので、関東大震災にも耐えた堅固な建物です。本堂内にはご本尊の不動明王が奉安されております。本堂向拝(後藤橘忠明作)、鐘楼には当時の建築技術の粋を誇る彫刻が見られます。
所在地:千葉県君津市大井39
房総スカイライン(県道92号)の君津IC前を直進
し、中村橋の信号を過ぎると道路右に看板が見えてき
ます。ここで右折して畦道を走ると間もなく駐車場が
あります。お寺はこの傍で裏手が上総高校です。